2020年2月4日 | ちょっとこばなし
君の膵臓を食べたい 〜たまにはこんなお話も〜
皆さんこんにちわ😊
Noalo【ノアロ】モモコです。
たまにはこんなお話も…
と言うことで今回は、私がオススメする映画のお話。
先日、映画を観て泣きたい気分になったので
主人のいない間に前から気になっていた映画
《君の膵臓を食べたい》を観ることに
あらすじをザックリお話しすると…
主人公である【僕】が、病院の待合室で偶然『共病文庫』と書かれた日記を拾い、その持ち主であるもう一人の主人公【桜良(さくら)】の『死ぬ前にやりたいこと』に付き合うこととなります。
正反対の性格である2人が、行動を共にするうちに自分にはない“何か”に憧れ、次第に心の距離を縮めていきます。誰かと関わり他人を認め、他人を愛すことを学んでいく僕と、自分自身を必要とし自分が唯一無二であることを感じた桜良の強く逞しく生きる姿に心動かされる作品でした。
そんな中で、私が劇中に印象に残ったセリフをいくつかご紹介。
「お礼に私が死んだら私の膵臓、君が食べてもいいよ。人に食べてもらうとね、魂がその人の中で生き続けるんだって。私生きたい。大切な人たちの中で。」
桜良が僕に伝える言葉です。もっと生きたい、もっと沢山の大切な人たちと時間を共にしたいという桜良の気持ちがこの台詞から汲み取ることができ、切なくもどこか逞しさを感じる台詞です。
「君がみんなと話さないからだよ。みんな君をよく知らないから。もっと話せばいいのに」
自分がいなくなった後の僕を心配した桜良の台詞。人と関わることに臆病な僕の背中をそっと押す台詞です。
「私も君も、もしかしたら明日死ぬかも知れないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ、きっと。一日の価値は全部一緒なんだから、何をしたいのかで私の今日の価値は変わらない。」
余命一年と宣告されている桜良が、僕に伝える台詞。病気だから、余命が後何年だからと言ってその人とそうでない人との一日の価値って差ができることではなくて…。何にも変えることのできない大切な時間なんですよね。誰しもが、今の時間が明日も当たり前にやってくるとは限らないということを、考えさせられる台詞です。
この映画を観て、今の自分でいられるこの時間を
後悔しない様、1日1日を大切に生きていきたいと
気づかされる作品でした。
ぜひ皆さんも、泣きたい時や感動したい時
“君の膵臓を食べたい”を観て観てくださいね。